私は定年で退職したのを期に、インデックス投資をはじめました。
インデックス積立投資については、過去のデータを分析することにより、次のことがわかっています。
- 20年以上続ければ100%に近い確率で利益がでる
- 平均すると10年に2回程度の高い確率で30−50%の暴落が起きる
時間を味方につけられる若い人とっては成功する確率の高い投資方法です。定期的にやってくる暴落も、資産が3倍になった後に半分になるのなら、トータルでは50%のプラスなので精神的なダメージは少ないし、安い株価で積立をつづけることができるので、むしろ望ましいくらいです。しかし、残された時間が短く、定期的な収入が年金以外にない人の場合、資産が増える前に暴落が起きて、その時点で売却、損を確定してしまう確率が極めて高いです。
このため、定年後に株式投資のようなリスクの高い投資を始めるのはお勧めできませんが、なくなってもいい資金のある方、定年を過ぎてもまだ収入のある方は、うまくいけばお金が増える趣味としてやってみてもいいかもしれません。
その際に、定期的な積立に加えて、株価が安いときに追加投資を行うことができれば、利益を増やしたり、元本割れの確率を下げることができると思います。
このブログでは、Python(パイソン)というプログラム言語を使って、投資信託の過去のデータを分析し、望ましい追加投資の方法を探っていきたいと思います。